2020年07月31日

新しい観戦スタイル

こんにちは。好きな座席はライト側応援席の年川ですicon129

先日、久々に家族と野球を観てきました。

7月から観客を入れての試合が始まり、チケットもファンクラブ限定など、なかなか入手できないようです。
今回運よくチケットを手に入れて球場に行ったのですが、やはり今までの様子とは違いました。

まず球場に来て感じたのはいつもの熱気が少ないということです。
ペイペイドームには毎試合3万人以上の観客が入っていますが、この時は最大5千人に制限されていました。
いつもなら入口周辺や近くの道路、公共交通機関は人でいっぱいになりますが
「本当に今日試合あるの?」と思いました。
入場前には名前と連絡先を記入し、検温と消毒もします。

その他の対策はこんな感じです。

・座席は3つずつ空けて座る
・大声を出す応援、ジェット風船は禁止
(攻撃時には録音の応援歌が流れていました)
・飛んできたボールは取りにいかないようアナウンスされる
・コンコース内の飲食店は開ける店舗数を制限
・ビールの売り子はなく、アルコール類は外で販売

ガラガラの場内にいつものような応援ができない環境。みんなで声を出して応援していた時の方が盛り上がっていました。

しかし、この中でしか味わえないこともあります。

それはグラウンドの音がよく聞こえるということです。

ボールがミットに収まる音、ベンチからの掛け声、グラウンドの選手の声
応援団の太鼓やトランペットが響いている時にはなかなか聞こえません。

静かな中試合を見ていると、選手の緊張感や盛り上がりがよく伝わってきます。
ピンチの時には観客が拍手で応援する場面もあり、
このような観戦スタイルだからこそ生まれる応援なのではと感じました。

新しい観戦スタイルは、野球本来の楽しみ方を味わうことができました。
でも、いつかはまたライトスタンドから声援を送る観戦をしたいですね。

以上、とっしーでした。



Posted by CSFアナウンサーブログ at 12:39