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2019年03月11日

8年です


2011年の3月11日。

何気なくつけたテレビに映し出されたのは、
これまでに見たことがない映像でした。
家々を押しつぶしながら、まちを飲み込んでいく津波。
非常事態だと直感し、テレビの前から離れられませんでした。

きょうであの日から8年です。

津波が何もかもさらっていったあの土地に、新しいまちが生まれています。
震災前と同じとはいきませんが、人々の営みも戻ってきています。

この1週間、テレビのニュースや新聞では、
被災地特集が組まれ、現地の状況や被災者の思いが紹介されていました。

みんながみんな強く生きていくのは難しいでしょうが、
大切な人を失って前に進もうという姿に惹かれます。
僕が毎年この時期に感じるのは、人間の強さとたくましさです。


震災から1年ほど経った頃に、
取材で被災者に話を聞く機会がありました。

辛い思いをしたのに、
その人の口から出てくるのは、全国からの支援に対する感謝の言葉。
最後に、その人がひとつだけお願いがあると言ったのがこの一言です。

「東日本を、東北を、忘れないでください」

僕たちに出来ることは、まず、被災地に思いを寄せ続けることです。

コバでした。
  

Posted by CSFアナウンサーブログ at 19:36