名前のハナシ 日高です

CSFアナウンサーブログ

2019年09月03日 19:22

私は昔、誕生日プレゼントに何が欲しいか、
そんなことばかり考えていましたが、
最近その意識が変わりました。

それは、クリスマスの中継のときに市山先輩が、
お話しされた言葉がきっかけです。

「1番のプレゼントは、名前ですよ!」

60秒という限られた時間の中で、
事前に決めていたことをただ声に出していた私とは180度違い、
その一言から、思慮深さと信念を感じました。
そしてそのときは、勉強になるなぁくらいにしか思っていなかったのですが(すみません)、
半年以上、その言葉がずっと心の中に残っていました。

私は、真実(まみ)という名前です。

まえ母に、ほかの候補だった名前を教えてもらったとき、
響きが可愛らしいという理由だけで、
そっちがよかった!なんて言ったこともありました。
でもいまは、自分の名前が好きです。

由来は、「真実は愛である」

正直まだその意味が、理解できていません。

でも最近は、ものごとを考えるときに、自分の名前を思い出します。
真実をきちんと言える自分でいられているのか、
親はどんな思いでこの名前をつけてくれたのか・・・。
そうすると答えが見えてくる気がして、
自分の中の一つの指針になっています。
名前は、ただの呼び名ではないのですね。

名前も、この気付きも、とても有難いと思いました。

それに気づくことができたのは、やはり市山先輩の言葉です。
うまく言えませんが、"良い言葉"とはまた別もので、"心に残る言葉"でした。

それを目的にされているわけではないでしょうし、
ただ、自分の心で感じて、考えたことを、
考えて伝えた結果なのだと思います。
だから、目指すというのはまた違うと思いますが、
私も自分の心をしっかりと使って、届けたいと思いました。

名前の話なのか、市山先輩の話なのかわからなくなってきましたが・・・
うまく言い表せない気持ちや、目に見えないものも、
なんだか良いなぁ♪と感じています。
心が表れているからでしょうか。
それも、市山先輩と話していて改めて思ったことです。

日々の生活でも、番組制作でも、“心”を大切にしていきたいと、
改めて思いました。